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家づくりのベストタイミング

2024/12/05(木) 日々のこと社長ブログ

新築を建てたいけどベストタイミングはいつだろうかと、住宅情報と睨めっこしている人も多いのではないだろうか。地域の工務店として包み隠さずお伝えすると、住宅価格は「高止まり」というのが正直なところだ。下がる見込みはないだろう。コロナ前からすると製造原価は25%上がっている。中には30%UPの住宅会社もある。坪単価でいうと、コロナ前は我々工務店の1坪単価は60万円だったが、今は70万円を超えている。大手住宅会社は1坪100万円オーバーが当たり前になっている。

 

一番の原因はロシアのウクライナ侵攻で燃料費が高騰し続けていることだ。さらにイスラエルの戦争で厳しさが増している。日本は資源のない国。だから輸入に頼るしかない。住宅の部材で輸入に頼っているものといえば、コンクリート、鉄筋、サッシ、板金、サイディング…などなくてはならないものばかりだ。

 

輸入に頼るということは、つまり、資材が船で運ばれてくるということだ。

 

  • 船の輸送費が高い→コンテナの会社が減った=一つ当たりのコンテナの単価が上がる
  • 港から運ぶトラックの燃料費が上がる+2024年トラック運転手の働き方改革=価格が跳ね上がる
  • 資材も少しずつしか入ってこない=資材も価格が上がる

 

こうした流れだ。部材の高騰だけでなく、国の施策によってさらに悪化を招いている状態ともいえる。

 

来年4月になると国の施策でまた住宅価格が上がると予想されている。資材も上がっているので、住宅予算を抑えたい人には優良中古物件をおすすめしている。築地20年くらいの優良物件を買ってリフォームするのが、さまざまな面から最も得策だ。

 

中古住宅の購入にあたって気をつけたいことは、新しい耐震基準で建てられていることと、建売ではなく注文住宅で建てられていることだ。

 

ぜひマイホームをあきらめずに探してもらいたい。

ぜひ相談してほしい。

 

 

 

ブログをお読みいただきありがとうございます。フォトギャラリーも是非ご覧ください。

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