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今、家族でのキャンプやソロキャンプが人気だ。コロナ禍でアウトドアを始める人が増えたというデータもあるそうだ。私は高校時代から登山を始めたので、アウトドア歴は長い。アウトドアの面白さに目覚める人が増えることは、大変喜ばしいことだ。
ただ、キャンプは「楽しい」ばかりではない。自然の中に身を投じるので、危険とも隣り合わせだ。キャンプデビューする人に伝えたい3つのルールをご紹介する。
①大声で騒がない!
キャンプは誰もが自然の中で静かに楽しみたい。大声で騒がれていたら、せっかくのキャンプが台無しになってしまう。ましてや、音楽をガンガン流すなど許せるものではない。それぞれの配慮によって、キャンプは楽しさを増すのだ。
②季節に合った準備を!
寝袋(シュラフ)は夏用と冬用の2種類は用意したい。それぞれ耐寒温度が設定されているので、それをよく調べて持参したい。テントと寝袋が用意できたなら、まずは寝袋で一晩寝てみよう。そうすると、ほかに何が必要か分かってくる。床が固くて寝心地が悪いと思ったら次はマットを用意する。そんな風にして、少しずつキャンプ用品を増やしていく。
③ごみは絶対に持ち帰る!
自然の中にお邪魔させてもらう気持ちで、どんな小さなゴミでも、残らず持ち帰ろう。訪れる前の状態に戻すのが鉄則だ。焚き火の始末もしっかりと忘れずに。近頃は直火の焚き火を禁止している所が多いので注意が必要だ。
キャンプ初心者にはキャンプ場がおすすめだ。泊まるならヘッドランプや手袋、耳当てをお忘れなく。冬は冬ならではのキャンプが楽しめるので、防寒対策をした上で、ぜひ挑戦してもらいたい。テント泊の場合は、一酸化炭素中毒に要注意。